
・転職活動を始めようと思うけど、活動期間はどれくらい?
・転職活動を早く終わらせたいけど、平均的な期間はどのくらい?
・転職活動を最速で終わらせるには、どれくらいかかる?
そんな疑問にお答えします
結論からいうと転職活動の期間は人によるということです
この答えだけだと記事を読む意味がないと感じるかと思うので、その理由をお伝えします
それは
・転職活動を始める前の準備期間すべてを含めて考えるのか
・準備期間を含めず、応募・面接期間だけで考えるのか
人によってどの基準で転職活動期間を考えるかで、長さが大きく変わってくるからです
私は30代で初めて未経験転職を経験しました
私の転職活動期間は、2023年2月〜2025年1月までの約2年間でした
転職活動期間の内訳は
・転職活動を始める前の準備期間|約1年
・転職活動を本格的に始めた期間|約1年
こんな感じです
この記事では、私の実体験をもとに転職活動を始める前の準備期間とは何か、そして転職スケジュールや成功のコツについて解説していきます
- リクナビNEXT|幅広い求人が見られる日本最大の転職サイト
- Green|IT・Web業界特化型の転職サイト
- キャリアチケット|成長企業特化型の転職エージェント
- JACリクルートメント|ハイクラス・ミドルクラスに強みの転職エージェント
- Geekly|ITベンチャー企業の求人に特化した転職エージェント
結論|転職活動の期間は人による
ここでは転職活動期間のデータもまじえながら、解説をしていきます

転職活動期間|多くの人は1ヶ月〜3ヶ月
厚生労働省が公表している転職者実態調査の概況によると

(出典:厚生労働省 転職者実態調査の概況)
多くの人はおよそ3ヶ月以内に転職活動を終えています
一方で、3ヶ月以上かかる人も一定数おり、すぐに転職先が決まる人もいれば、時間をかけてじっくり探す人もいることがわかります
実体験にもとづく転職活動の期間について
多くの人は3ヶ月以内に転職活動を終えているというデータがありますが、私は半分合っていて半分は違うと感じています
実際に私が転職活動をしてみて

企業へのエントリーから内定承諾・オファー面談までの期間は約3ヶ月で転職先を決めることができました
実際の体験からも3ヶ月以内に転職活動を終えるというのは、間違いではないと考えます
しかし、ここには含まれていない事前準備期間があります
・転職の軸を考える
・履歴書・職務経歴書の書く練習
・企業の情報収集
・転職エージェントとのキャリア面談
私自身これらを行っていたため、転職活動の準備期間も含めると3ヶ月では収まりません
このことから、準備期間すべて含めて転職活動期間として考えるかどうかで、転職活動は短期間では終わらないことが言えます
転職活動を短期間で終わらせることは考えない
転職活動の情報を調べると「転職活動を長引かせない」「長期化させない」といった言葉をよく目にします
しかし、短期間で終わらせるコツを覚えたからといって、必ずしも転職が成功するとは限りません
今の働いている職場よりも
など、自分なりの転職の軸を持っていて、それを叶えるために転職活動を行います
自分が望む求人がそのタイミングで出ているとは限らないため、正直なところ、転職には運の要素も少なからずあります
早く次のステップへ進みたいという気持ちは理解できますが、短期間で終わらせるコツは基本的に存在しません
このあと紹介する転職活動の事前準備で詳しく触れますが、最終的には地味な努力をコツコツ積み重ね常にチャンスを掴める状態にすることが、転職成功への近道となります
転職活動の事前準備について
ここでは私の実体験も踏まえた、転職活動の事前準備について解説していきます

転職の軸を作る
まず転職活動を始める前に転職の軸を作ることをおすすめします
転職の軸を作ることは、自分が叶えたい姿の条件に合った企業を選ぶために欠かせないものです
転職の軸を考えるときは、転職前と転職後を比較しながら整理すると作りやすくなります

上記については、転職活動を始める前に、私が転職で叶えたい条件を言語化して書き出したものです
事前に転職の軸を明確にしておくことで、応募する企業を絞り込めます
企業が絞れると、職務経歴書の作成や面接対策も効率的に進められた実感があります
そういった点でも、転職の軸を転職活動を始める前に作成しておくことはとても重要で
詳しく転職の軸の作り方を知りたい方は、下記の記事で私の実体験も踏まえながら解説をしているので参考にしてください
履歴書・職務経歴書を作る
転職の軸ができたら、次は履歴書と職務経歴書を作成してみましょう

初めて転職する方にとっては、最初は分からないことだらけです
私自身の失敗談として、履歴書・職務経歴書の書き方を調べず、何の練習もせずに我流で作ったクオリティの低い書類を企業に提出したことです
結果はもちろん、不合格。見事にお見送りでした
そこで学んだのは、応募前にしっかり情報を集め、練習を重ねることの大切さです
その積み重ねによって、クオリティの高い職務経歴書を作れる力が身につきます
また、職務経歴書はどの企業にも当てはまるような無難な内容では印象に残らず、書類選考を通過するのは難しいです
そのため、応募企業ごとに内容をアレンジできる書く力も必要となりますので、練習を積み重ねながら身につけていきましょう
詳しい履歴書・職務経歴書の書き方は、下記の記事で私の実体験も踏まえながら詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください
面接の流れや質問内容の知識を入れておく
企業に本格的に応募する前に、面接の流れや質問内容をあらかじめ理解しておくことが大切です

完璧でなくても構いません
事前に知識を入れておくことで、心づもりができて精神的に余裕を持てるようになります
質問内容は企業ごとに異なりますが、もし事前に想定質問がわかれば、職務経歴書の内容をアレンジする参考にもなります
企業が質問を通して何を知りたいのか、その意図に沿った準備をしておくと、面接での受け答えにも一貫性が生まれ、印象がぐっと良くなります
こうした下準備は、転職活動が本格化する前にどれだけインプットしているかで差がつきます
今のうちに、簡単でもいいので面接の流れや質問内容の事前知識を身につけておきましょう
下記の記事では、私の実体験をもとに、一次面接・最終面接について詳しく解説していますので参考にしてください
何社受けるかは転職活動を進めながら考える
転職活動を本格的に始めると「何社くらい受ければいいの?」と疑問に思います
結論から言うと、実際に転職活動を始めてみないと分からない部分が多いというのが正直なところです
現実には、自分が理想とする企業に何社も出会えるチャンスは多くありません。それは、転職活動を始めた時期やタイミングに大きく左右されるためです
私自身は、結果的に3社だけの応募となりまし
転職活動をやっていくなかで、闇雲に数をこなすということが性格に合わず、自分が本当に入社したい企業だけに絞ったことで結果的に上手くいきました
転職活動を続けていくうちに
自分に合ったやり方が自然と見えてくるので、初めから何社受けるかを決めずに、転職活動をするなかで自分に合ったスタイルを確立していくことが大切です
下記の記事では、私の実体験をもとに、応募社数の考え方についてより詳しく解説していますので参考にしてください
転職エージェントと転職サイトを併用するコツを知る
最後に、転職エージェントと転職サイトを併用するコツを知っておくことが大切です
転職活動を進めるうえで、この2つのサービスは今後強い味方になります
まず、それぞれの違いを簡単に整理した比較表を以下にまとめました

併用のポイントは、転職サイトで情報収集を行い、転職エージェントで面談・質問をすることです
転職サイトで情報を広く集め、転職エージェントで深く掘り下げて質問・相談する流れを意識すると、自分に合った企業の選択肢をより広げることができます
両方を上手に使い分けながら、効率的に転職活動を進めていきましょう
下記の記事では、私の実体験をもとに、転職エージェントと転職サイトの併用のコツについてより詳しく解説していますので参考にしてください
おすすめの転職サイト
ここでは、私自身が実際に登録・利用した中でおすすめする転職サイトをご紹介します
転職サイト|リクナビNEXT

おすすめ度:★★★★☆
求人数:1,270,000件以上
特徴:求人情報だけでなく、履歴書・職務経歴書作成の無料ツールや自己分析機能も充実
公式サイト:https://next.rikunabi.com/
リクナビNEXTは、業界最大規模の求人情報が掲載されており、自分に合った求人を探しやすい環境が整っています
さらに、履歴書や職務経歴書の作成をサポートする無料ツールやグッドポイント診断などの自己分析機能も充実しています
グッドポイント診断の結果は8568通りもあり、自分の強みや弱みがいまいち発見できていない方は、診断ツールを使ってみることをおすすめします
実際に転職者の8割がリクナビNEXTを利用しており、多くの人がこのサイトを通じて自分に合う企業と出会っています
出典:公式サイト
転職サイト|Green

おすすめ度:★★★★★
求人数:30,000件以上
特徴:IT・Web業界を転職したい方は登録が外せない転職サイト
公式サイト:https://www.green-japan.com/
Greenは、IT・Web業界の求人に特化し、採用情報に強い転職サイトになります
IT・Web業界の求人数は業界トップクラスになり、大手企業からベンチャー企業まで数多くの求人を掲載しています
Greenの特徴は、他のサイトと比較して求人の情報がより詳しく掲載されており、これから転職を考えている人にも使いやすいサイトです
情報としては、会社概要はもちろんのこと、社員のインタビュー・オフィスの写真・代表者のインタビューなど、他の転職サイトにはないコンテンツが豊富に掲載されています
また、採用に積極的な企業が多く利用しているため、求人の「気になる」ボタンを押すだけで、企業からすぐにリアクションが届くこともあります
さらに、Greenはスカウト機能も充実しており、サイトに登録しているだけで企業から直接オファーが届くこともあります
企業とのメッセージのやり取りにはテンプレート機能が用意されているので、メッセージのやり取りで困ることもありません
スマホアプリもあるので、パソコンと併用して利用するのがおすすめです
出典:公式サイト
おすすめの転職エージェント
ここでは、私自身が実際に登録・利用した中でおすすめする転職エージェントをご紹介します
転職エージェント|キャリアチケット転職

おすすめ度:★★★★★
求人数:非公開
特徴:成長企業特化型転職エージェントサービス
公式サイト:https://career-ticket.jp/tensyoku
キャリアチケット転職エージェントは、レバレジーズ株式会社が運営する転職エージェントです
25〜35歳の成長意欲あふれる若手人材に特化し、企業と直接つながるダイレクトリクルーティング型を採用しています
目先の転職活動だけでなく、中長期的なキャリア形成までサポートしてくれる点も大きな魅力です
「これからどんなスキルを身につけたいか」「どんなキャリアを歩みたいか」といった理想像の言語化を一緒に考え、伴走してくれるパートナーとして心強い存在になってくれます
出典:公式サイト
転職エージェント|JACリクルートメント

おすすめ度:★★★★★
求人数:22,800件以上
特徴:外資系企業、日系大手、メガベンチャーなどハイクラス求人を強みとする転職エージェント
公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントは、2025年に創業50周年を迎える歴史ある転職エージェントです
おすすめしたいポイントは、サポートの質が非常に高いことです
担当コンサルタントの対応が丁寧で、常に寄り添いながらも的確に転職成功へ導いてくれます
特に良かったポイントは以下の3つです
JACリクルートメントは、求人の“量”よりも“質”を重視しています
「他の転職サイトに複数登録しているけれど、求人が多すぎて選びきれない…」そんな方にも、JACリクルートメントは特におすすめです
今の仕事に抱えているモヤモヤや、将来のキャリアの方向性について相談するだけでも、新しい発見があります
出典:公式サイト
転職エージェント|Geekly

おすすめ度:★★★★☆
求人数:38,000件以上
特徴:ITベンチャー企業の求人に特化した転職エージェント
公式サイト:https://www.geekly.co.jp/
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです
IT・ゲーム・Web・eスポーツ業界など、専門性の高い非公開求人を多数保有しているのが強みです
また、Geekly独占の求人案件も扱っており、大手サービスに劣らないサービス力もあります
エンジニアやデザイナーだけでなく、IT企業の営業職・マーケ職・管理部門などの求人も豊富なためおすすめです
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界を志望する人にとって心強い味方になってくれます
出典:公式サイト
転職活動のスケジュールを立てるポイント
ここでは、転職活動のスケジュールを立てるポイントについて具体的に解説をしていきます

自分の会社の年間スケジュールを把握する
まずは、自分の会社の年間スケジュールを整理して把握することが大切です

長く今の会社で働いている人であれば
といった職場の雰囲気から環境の変化をある程度予測できるかと思います
たとえば、望まない異動が急に決まってしまった場合、その時点から転職活動を始めても、1〜2ヶ月の短期間で次の転職先が決まるとは限りません
ですので「そろそろ自分のキャリアに変化がありそうだな」と感じた時点で、異動が正式に告げられる前に今の会社に残るか転職を考えるかを検討し、早めに行動を始めることが大切です
目安としては、異動が言い渡される半年前までに自分のなかで考え答えを出し、そこから転職活動を進められると余裕を持った行動と判断ができます
転職活動を終わらせる期間をあらかじめ決めておく
次に大切なポイントは、転職活動を終わらせる期間をあらかじめ決めておくことです

私の失敗談ですが、転職活動を始めた当初、「いつまでに転職活動を終わらせるか」という明確な期限を決めていませんでした
その結果、次第にこんな気持ちになりました
そんな気持ちに陥りました
このように、期限を決めないまま進めると気持ちがブレて、転職活動が長期化してしまいます
「いつまでに転職先を決める」「○月までに内定をもらう」など、具体的なゴールを設定しておくことで、転職活動への熱量も冷めずに進めることができます
転職活動の具体的なスケジュール例
最後に、私が内定をもらったときの転職スケジュールを紹介します
私は、2024年中に転職活動を終わらせるという目標を立てて進めていました

転職活動の入口で最も重要なのが書類選考です
この書類を通過しなければ、当然ながら面接へは進めません
そこで良い求人の紹介を受けたときにすぐ応募できるよう、毎月コツコツと履歴書・職務経歴書の作成練習を続け、同時に自分の転職の軸も整理していました
また、私は「2024年の転職活動で結果が出なければ、今の会社で成果を上げて昇進を目指す」と決めていました
正直なところ、理想の企業に出会えたのは運の要素も少なからずあったと思います
しかし、あらかじめ「いつまでに転職を終える」と決めていたおかげで、逆算して準備を進め、チャンスが来たときにすぐ行動できる状態を作ることができました
ですので、「○月までに内定をもらう」「○年までに転職を決める」など、具体的なゴールを設定することの大切さを、改めて実感しています
ここまで読んでくださりありがとうございました
この記事が転職活動のヒントになれば嬉しいです
- リクナビNEXT|幅広い求人が見られる日本最大の転職サイト
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