- 新規開拓の営業をしているけど、やっぱり自分には合っていないと感じる
- 飛び込み営業が辛くて、この先も続けていける自信がない
- ルート営業の企業に転職したいけど、未経験からもできるのか知りたい
そんな疑問にお答えします
私は消費財メーカーで10年以上営業職を続けてきて、ルート営業の道をずっと歩んでいます
先に結論をお伝えするとルート営業は、未経験からでも挑戦しやすいです
本記事では私の実体験を交えながら、ルート営業に向いている人・向いていない人、転職のメリット・デメリットを分かりやすく解説します
30代でルート営業への転職を検討している方の後押しになれば嬉しいです
30代ルート営業体験談|消費財メーカーのルート営業について

化粧品メーカー|コツコツ積み上げるのが好きな人におすすめ
化粧品メーカーのルート営業は、コツコツ積み上げるのが好きな人におすすめです
私は10年以上化粧品メーカーでルート営業を経験してきましたが、未経験からでも十分に始められる仕事です
そして、地道に努力を続けられる人ほど成果を出しやすいと感じています
化粧品メーカーでは、自社製品を新規顧客からリピート顧客へ移行させることに力を入れています
販売店に製品を置いてもらったからといってすぐに売れるとは限らず、むしろ取り扱いが始まってからが本当の勝負です
最初に製品を取り扱ってもらえた時点で成果を実感できますが、その後は、現状維持または広げていくことが成果になります
そのためには、毎日のコツコツとした営業活動や、既存顧客との良好な関係を継続的に築くことが欠かせません
化粧品メーカーのルート営業は、派手さよりも地道さを大切にできる人にこそ向いている業界だと言えます
別の記事で、化粧品メーカーの仕事内容や転職に向いている人などを解説しています
化粧品メーカーへ転職を目指したい方は、以下の記事を参考にしてみてください
食品メーカー|常に交渉の場に立ち続けたい人におすすめ
食品メーカーの営業は、常に交渉の場に立ち続けたい人におすすめです
私は化粧品メーカーから食品メーカーへ転職して間もないですが、食品メーカーの営業も未経験から十分に始められる仕事だと感じています
食品メーカーの特徴は、化粧品メーカーと異なり、毎月のように新製品が発売されることです
そのため、常に既存顧客との交渉が発生する環境にあります
実際、食品は発売後すぐに数が売れていくため、新規顧客をどれだけ獲得できるかが成果を大きく左右します
化粧品メーカーと同様に、最初に取り扱ってもらえた時点で成果を実感できますが、その後は現状維持や拡大が成果につながります
しかし大きな違いは、化粧品メーカーが長期的な関係維持を重視するのに対し、食品メーカーは新製品を通じて常に交渉の場がある点です
だからこそ、挑戦の機会を楽しめる人にとっては最適な業界だと言えます
別の記事で、食品メーカーに向いている人や同じ時期に転職してきた同期の話しをまじえながら解説しています
食品メーカーへ転職を目指したい方は、以下の記事を参考にしてみてください
30代ルート営業|未経験からでも挑戦しやすいです

既存の顧客から一定の人間関係が保たれている状態だから
ルート営業は未経験でも挑戦しやすい大きな理由として、すでに既存の顧客との人間関係が築かれている状態からスタートできるからです
具体的には、ルート営業は代々受け継がれてきた顧客を定期的に訪問し、自社の製品やサービスを提案する営業スタイルになります
すでに取引がある顧客に会いに行くため、アポイントの獲得もスムーズにできます
一方で、新規開拓営業は一度も会ったことのない相手にゼロからアポイントを取り、信頼関係を築いていく必要があります
その難しさと比べると、ルート営業はスタート地点から安心して挑戦できる環境があると言えます
ルート営業は「既存の顧客との関係性をベースに営業できる」という点で、未経験者にとって挑戦しやすい職種です
成果がだしやすい環境だから
ルート営業は未経験でも挑戦しやすい理由として、成果がだしやすい環境だからです
すでに取引のある顧客を担当できるため、ある程度の実績が見込まれている状態からスタートできます
営業担当者は、その土台を活かしながら、自分なりの工夫で成果を積み上げていくことになります
例えば、自社製品が市場に20%しか広まっていないのであれば、残りの80%をどう広めていくかを既存顧客に提案・交渉していくことになります
一方で新規開拓営業はゼロから信頼関係を築き、取引の土台を作る必要があることから難易度が高いのが現実です
その点、ルート営業はスタートの時点で「1」ができている状態から始められます
そこから「10」「50」「100」と伸ばすための営業活動は必要になりますが、新規開拓営業と比較すると未経験でも成果を出しやすいと言えます
毎日の仕事内容に大きな変化が少ないないから
ルート営業が未経験でも挑戦しやすい理由は、毎日の仕事内容に大きな変化が少ないからです
その理由はルーティン化された業務が多く、一度やり方を覚えて慣れてしまえば、多少の応用が必要になっても基礎の延長線上で対応できることが多いからです
例えば、消費財メーカーであれば、製品の品薄や欠品対応、出荷管理、見積書や商談資料の作成・提出、打ち合わせ、経費処理などが挙げられます
基本的に毎月同じ業務の繰り返しになります
一方で、新規開拓営業は顧客ごとに商談資料をカスタマイズしたり、予期せぬイレギュラー対応を迫られる場面が数多くあります
その点、ルート営業は仕事内容に大きな変化がないため、未経験でも仕事を覚えてしまえば環境に順応しやすいと言えます
30代ルート営業に向いている人の特徴について

既存顧客のアフターフォローに苦痛を感じない人
ルート営業に向いているのは、既存顧客のアフターフォローに苦痛を感じない人です
その理由は、ルート営業で最も大切なのは、既存顧客との良好な関係を長く維持し続けることにあるからです
具体的には、実績をあげるために行った施策の効果を分析し、次にどのようなアクションにつなげるかを考えながら、顧客の協力を得て取り組んでいきます
その積み重ねが、自社の実績だけでなく顧客の実績も同時に最大化していくことにつながり、既存顧客との良好な関係を長く持続し続けることができます
一方で「自社の数字さえ良ければそれでいい」という姿勢では、顧客との関係は長続きしません
相手の立場を考え、丁寧にアフターフォローできる人こそルート営業に向いています
毎日コツコツ努力を積み上げることに苦痛を感じない人
ルート営業に向いているのは、毎日コツコツ努力を積み上げることに苦痛を感じない人です
その理由は、ルート営業の仕事は大きな変化が少なく、同じ業務の繰り返しが多いためです
成果を出すには、日々の地道な積み重ねが欠かせません
例えば、ルート営業は「1」を「10」「50」「100」と大きくしていく仕事です
ただし、それは一気に成果が現れるものではなく、日々の活動を続けることで少しずつ形になっていきます
もちろん、土台がある分の安心感はありますが、その裏返しで努力を怠れば「1」が「0」になってしまうこともあります
だからこそ、日々コツコツ取り組める姿勢が重要なのです
ルート営業に向いているのは、毎日コツコツ努力を積み上げることを苦にしない人だと言えます
人と話すことに苦痛を感じない人
ルート営業に向いているのは、人と話すことに苦痛を感じない人です
その理由は、当たり前ですが営業という仕事は人との関わりなしには成り立たず、会話を通じて信頼関係を築かなければ成果を出すこともできないからです
例えば、消費財メーカーの場合、製品1つを最終消費者に届けるまでに、出荷対応を担う人、販売してくれる顧客など、多くの人とのやり取りが必要になります
こうした関係を丁寧に積み重ねることで、初めて製品は市場に広がっていきます
つまり、人との関わりを避けて仕事を進めることは不可能です
人と話すことに抵抗がなく会話を通して関係を築ける人こそ、ルート営業に向いていると言えます
30代ルート営業に転職するメリット

売上が安定している
ルート営業の職種に転職するメリットは、売上が安定していることです
その理由は、ルート営業で扱う商材の多くは、長年にわたり取引が続いてきた製品やサービスであり、既存顧客の中で販売基盤がすでに確立されているからです
例えば、消費財メーカーであれば、販売店の売り場に自社の売れ筋商品を長年取り扱ってもらうことで、毎年安定した売上が見込めます
もちろん、安定している反面、売れ筋商品を維持できなくなった場合には、大幅な売上減につながるリスクもあります
しかし、その前提を踏まえても売上が安定しているという点は、ルート営業の大きなメリットだと言えます
顧客との人間関係が楽に構築できる
ルート営業に転職するメリットは、顧客との人間関係が楽に構築できることです
その理由は、ルート営業は長年取引のある顧客を中心に商売を進めるため、すでに関係性の土台ができている状態からスタートできるからです
例えば、消費財メーカーの場合、物流機能を担う商社や製品を扱ってくれる販売店など、既存の取引先とやり取りを行います
それらの既存の顧客とは長年の信頼関係があるため、交渉も比較的スムーズに進めることができます
もちろん前任の担当者が顧客と深い関係を築いていた場合、自分が同じように信頼を得るのは簡単ではないという難しさもあります
それでも、既存顧客との関係をベースに仕事を進められる点は、未経験者にとっても大きな安心材料であり、ルート営業ならではのメリットだと言えます
個人として成果を上げやすい
ルート営業に転職するメリットは、個人として成果を上げやすいことです
その理由は、すでに実績の土台がある状態からスタートできるため、自分なりの工夫やアレンジでその実績をさらに伸ばしていけるからです
例えば、新規開拓営業ではゼロの状態から顧客を掘り起こし、まずは土台となる実績をつくるところから始めなければなりません
一方、ルート営業は最初から基盤が整っているため、その上で成果を積み上げやすい環境があります
もちろん、過去と同じことを繰り返しているだけでは実績の伸びは期待できません
基盤を活かしつつ、どう成長させていくかが成果を分けるポイントです
それでも、実績の土台がある分、未経験でも個人として成果を上げやすいのは、ルート営業に転職する大きなメリットだと言えます
30代ルート営業に向いていない人の特徴について

積極的に一から新しいことにチャレンジしたい人
ルート営業に向いていない人は、積極的に一から新しいことにチャレンジしたい人です
その理由は、ルート営業の仕事は毎日の仕事内容に大きな変化が少なく、基本的に既存の土台をどう大きくしていくかを考える営業スタイルだからです
具体的には、既存顧客を定期的に訪問して取引を深めていくのが中心であり、新規で一から仕事を取ってくる機会はほとんどありません
つまり、新しい挑戦や変化を求めて積極的にゼロから仕掛けていきたい人にとっては、物足りなさを感じやすく、ルート営業にはあまり向いていないと言えます
自ら新しい顧客と接点を持ちたい人
ルート営業に向いていない人は、自ら新しい顧客と接点を持ちたい人です
その理由は、ルート営業では基本的に過去から取引が続いている既存顧客を訪問し、営業活動を行うスタイルだからです
関わる相手を自分の意思で大きく変えることはできません
できる範囲としては、担当する顧客企業の中で、これまで接点がなかった担当者と新たに関係をつくる程度に限られます
新規開拓営業のように、日々まったく新しい顧客と出会い接点を広げていくスタイルではなく、既存顧客内で深く付き合っていくスタイルになります
新しい人と積極的に関わりたいという人にとっては、ルート営業は物足りなく感じやすく、ルート営業に向いていないと言えます
単調な仕事に退屈さを感じる人
ルート営業に向いていない人は、単調な仕事に退屈さを感じる人です
その理由は、ルート営業の仕事内容は大きな変化が少なく、同じ業務を繰り返す内容が多いからです
例えば、消費財メーカーであれば、顧客から毎月求められる資料や見積書の作成、製品の品薄・欠品への対応など地味な対応をしていく業務が多くあります
こうした業務にやりがいを持てず、同じことの繰り返しで退屈だと感じやすい人にとっては、ルート営業は向いていないと言えます
30代ルート営業に転職するデメリット

担当顧客によって個人の成果が左右されやすい
ルート営業に転職するデメリットの1つ目は、担当顧客によって個人の成果が左右されやすいことです
その理由は、担当顧客が市場で成長している企業であれば実績を伸ばしやすい一方、衰退している企業を担当すると実績を伸ばすことが難しくなるからです
つまり、どの顧客を担当するかによって、自分の成果に大きな差が出やすくなります
実際、どの顧客を担当できるかは、入社後の配属先によって決まります
正直なところ、運の要素も少なくありません
新規開拓営業であれば、自らの努力次第で新しい顧客を開拓し、成果を切り開くことが可能です
しかし、ルート営業は既存顧客との関係を前提にしているため、顧客の状況次第では困難なケースに直面することもあります
そのため、ルート営業には担当顧客によって個人の成果が左右されやすいというデメリットがあることを理解しておく必要があります
自分のキャリアの幅が広がらない可能性がある
ルート営業に転職するデメリットの2つ目は、自分のキャリアの幅が広がらない可能性があることです
その理由は、ルート営業の仕事は既存顧客を定期的に訪問し、関係を深めていくことが中心であり、新規開拓営業のようにゼロから顧客を開拓する経験を積みにくいからです
実際、ルート営業は新しいこと仕事に取り組む機会が少なく、仕事内容も一定の範囲内に収まる傾向があります
そのため、キャリアの幅を広げたい人にとっては物足りなさを感じる可能性があります
ただし、既存顧客との関係を深めるスキルや実績の基盤を大きくしていくスキルなど営業としてのスキルは確実に向上する機会はあります
つまりルート営業は、安定した環境で営業スキルを磨ける一方、新しいことに挑戦する機会が少なく、キャリアの幅は広がりにくいというデメリットを理解しておく必要があります
成果がすぐに現れにくい
ルート営業に転職するデメリットの3つ目は、成果がすぐに現れにくいということです
その理由は、ルート営業は既存顧客との取引が中心で、すでに実績の基盤があるためです
そこからさらに成果を伸ばすには、自分なりの工夫を加えて積み上げていく必要がありますが、結果が出るまでに時間がかかることが多いです
例えば、新規開拓営業であれば、その日の商談で契約が決まり、成果が目に見える形で表れやすい場面があります
しかしルート営業は、顧客との関係を長期的に築き、少しずつ成果を積み上げていく営業スタイルになります
そのため、すぐに成果を出して早く出世したいと考える人にとっては、スピード感の遅さに物足りなさを感じ、モチベーションを保ちにくくなるかもしれません
つまり、ルート営業は顧客と時間をかけて信頼を築きながら成果を伸ばしていく仕事であり、成果がすぐに現れにくいというデメリットを理解しておく必要があります
30代ルート営業|転職を成功させる具体的な行動対策

転職の目的と軸はきちんと明確にしておくが大切です
未経験からルート営業に転職成功を目指すなら、転職の目的と軸をはっきりさせておくことがとても重要です
「なぜ未経験でルート営業を目指すのか」という理由があいまいだと、面接で説得力のある志望動機が語れません
自分の理想や優先順位をはっきり言語化しておかないと、転職活動中の判断にブレが出てしまいます
たとえば、次のような視点で整理しておくと判断基準がクリアになります
- 未経験からなぜ志望するのか|他業界との違いや理由を言語化する
- 希望年収はいくらなのか|理想年収と最低ラインの年収を設定する
- 年収以外に求めるものはなにか|裁量・働き方・やりがいなどの優先順位を整理する
- 入社後にどう年収をあげていくのか|キャリアプランや成長イメージをする
整理するコツは「自分がどこに行きたいのか(=目的地)」を明確にし、次に「今どこにいるのか(=現在地)」を把握することです
未経験で目指す理由や、どれくらい年収を上げたいのかを具体的に考えておくために、転職の目的と軸をはっきりさせておくことがとても重要です
そして入社後のキャリアプランを描き、年収が右肩上がりに伸びていくイメージが持てるかどうかも大切な視点です
転職の目的や軸を明確にする方法は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください
職務経歴書の内容に徹底的にこだわることが大切です
未経験からルート営業の転職成功を目指すなら、職務経歴書の内容に徹底的にこだわることが大切です
未経験者は業界知識や実務経験の面で、どうしても経験者に比べて不利な立場にあるからです
そのハンデを埋めるためには、職務経歴書を通じて企業採用担当者に「この人に会ってみたい」と思わせる工夫と説得力が必要になります
具体的には、志望する企業の商品や業界の特長だけでなく、その企業が社会課題の解決にどう取り組んでいるのか(例:SDGs、CSVなど)にも注目することが重要です
志望する企業の社会的な価値提供に共感し、自分がどういうことに貢献できるのかまで落とし込めれば、職務経歴書の内容に深みが出て他の候補者との差別化にもつながります
企業や業界を徹底的に分析し、自分と企業の求める人物像をどう重ねていくかを真剣に考えることが転職への成功の秘訣です
職務経歴書の具体的な書き方については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください
志望する企業の商品やサービスのファンになれるかが大切です
未経験からルート営業の転職成功を目指すのであれば、志望する企業の商品やサービスのファンになれるかをしっかり考えることが大切です
入社後はその商品やサービスを販売し売上と利益をあげることで給与を得ることになります
そして、その売上と利益が自分の成果に直結してくるからです
入社後に「実はこの商品にそこまで興味がない」と感じてしまうと、日々の業務にやりがいやモチベーションを維持するのが難しくなります
一方で「自分も使い続けたい」「人に勧めたい」と思える商品やサービスであれば、自然と仕事にも前向きに取り組むことができます
企業を志望する理由として、待遇面や労働環境はもちろん大切な判断材料の一つですが、志望する企業の商品やサービスのファンになれるかも重要な視点です
面接対策を万全にしておくことが大切です
未経験からルート営業の転職成功を目指すのであれば、面接対策を万全にしておくことが大切です
未経験者は業界経験がないぶん、志望する企業が求めている人物像や取り組んでいることに沿って、自分のこれまでのキャリアをどう結びつけるかが問われるからです
未経験者は、経験者のように専門的な知識や実績でアピールすることが難しいこともあるため、きちんと深く掘りした自己分析と企業研究が必要不可欠です
私自身、実際に面接を受けた際には「チームマネジメント」や「組織運営」などの30代としての視点やリーダーシップに関する質問が多くありました
30代という年齢は単なる現場担当というより、将来的に組織を支えるリーダー人材として期待されている世代というのを感じました
自分に対して期待をもってもらうためには、これまでのキャリアの棚卸しを行い、自分の強みや成果を具体的に伝えられるよう整理しておくことが大切です
面接で「この人なら入社後に確実に活躍してくれそう」と企業に思わせることができれば、オファーされる年収も高くなる可能性も大いにあります
面接対策の具体的な方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください
転職エージェンのサポートを活用することが大切です
未経験からルート営業の転職成功を目指すのであれば、転職エージェントのサポートを積極的に活用することが大切です
未経験の場合、業界知識や企業情報が乏しいうえに書類選考や面接の傾向なども分からず、転職活動を手探りで進めることになります
そのような状況でも、転職エージェントのサポートを活用することで、自分では得られない情報やノウハウをもとに内定獲得の確率を高めることができます
職務経歴書の添削や面接対策などのサポートはもちろんですが、志望企業や業界の最新情報なども教えてもらいとても心強い存在でした
未経験から年収アップを狙う転職は、情報戦でもあります
だからこそ、信頼できる転職エージェントの力を借りて戦略的に動くことも大切です
転職エージェントの活用方法や転職サイトとの違いについて、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください
30代ルート営業|おすすめの転職エージェントと転職サイト

JACリクルートメント|ハイクラス・ミドルクラスに強みの転職エージェント

おすすめ度:★★★★★
求人数:22,670件(2025年9月現在)
特徴:外資系企業、日系大手、メガベンチャーなどハイクラス求人を強みとする転職エージェント
JACリクルートメントは、外資系・日系大手・メガベンチャーなど、ハイクラスやミドルクラスの転職を目指す方におすすめの転職エージェントです
ハイクラス層に特化した質の高い求人を保有しており、エージェントのサポートも丁寧で信頼感があります
実際に私も利用し、中小企業メーカーから日系大手メーカーへの転職に成功しました
その結果、年収は150万円アップし、キャリアの幅が大きく広がりました
登録前は「ハイクラス」という言葉に尻込みしましたが、実際には自分のキャリア経験に合った求人を丁寧に紹介してもらえました
一方で、JACリクルートメントは求人の「量」より「質」を重視している印象があります
そのため、多数の求人を紹介してもらい比較したい人には物足りなく感じるかもしれません
「ハイクラス=敷居が高い」と思っている方でも登録は無料です
まずは面談を受けてみることで、自分の市場価値を把握し、思いがけない求人に出会える可能性があります
私自身の詳しい体験談について、「30代未経験転職|JACリクルートメントを利用して年収150万円アップした方法」という記事でまとめています
参考にしてみてください
リクナビNEXT|幅広い求人が見られる日本最大の転職サイト

おすすめ度:★★★★★
求人数:1,157,000件以上
特徴:業界最大規模の転職サイトで履歴書・職務経歴書を作成できる無料ツールや自己分析機能も充実
『リクナビNEXT』は、30代で初めて転職を始める方にとって登録をしておくべきおすすめの転職サイトです
その理由としては、求人数が国内最大級であり自分に合った求人を探しやすい環境が整っているためです
さらに、履歴書や職務経歴書の作成をサポートする無料ツールや「グッドポイント診断」などの自己分析機能も充実しています
実際に転職者の8割がリクナビNEXTを利用しており、多くの人がこのサイトを通じて自分に合う企業と出会っています
ただし、リクナビNEXTは転職エージェントのような面接対策やキャリア相談といったサポートは受けられない点には注意が必要です
活用方法としては、まずリクナビNEXTに登録して求人情報を幅広く収集し、その情報をもとに転職エージェントのサポートを受けながら転職活動を進めるのも一つの有効な方法です
まとめ
ルート営業は、未経験からでも挑戦しやすい職種です
既存顧客との関係をベースにスタートでき、安定した売上基盤の中でコツコツ成果を積み重ねられるのが大きな魅力です
もちろん、担当顧客に成果が左右されたり、新しい挑戦の機会が少なかったりとルート営業ならではのデメリットもあります
ですが既存の顧客と地道に信頼を築ける人にとっては、長く安心して続けられるキャリアになります
特に30代からの転職で安定感を担保しながら、成長のチャンスの両方を求める人にとっては、ルート営業はキャリアの一つとして選択肢に入ります
ただ、実際にどの企業が自分に合っているかを一人で調べるのは大変です
そんなときは転職エージェントに登録して相談することをおすすめします
業界ごとのルート営業によって仕事内容が様々、自分の強みを活かせる求人を客観的に教えてくれるので、効率的に転職活動を進められます
今の営業スタイルが合わないかもと感じているなら、まずは情報収集から始めてみませんか?
転職エージェントに登録して、先ずはキャリア面談から初めてみて、ルート営業への一歩を踏み出してみてください。力になってくれます
コメント